J.YOSHIDA CLINIC

No.6ほうれい線、たるみの治療
(前編)

こんにちは。
J.YOSHIDA CLINICの吉田です。

今回はほうれい線に代表される、肌のたるみの治療法についてです。

その前に前回の補足を。

たるみは皮膚と骨をつなぐ靭帯のゆるみが主な原因というお話をしましたが、その他にも皮膚そのものの変化もたるみの原因となっています。いわゆる「お肌のハリ」というヤツです。ハリがなくなってふにゃっとしてくることで、たるみ度は倍増します。

顔の脂肪も、部位によって減ったり増えたりすることでたるみ感を増長します。

もう一点、皮膚の下に筋膜という組織があるのですが、実はその筋膜も皮膚と一緒に例の靭帯によって固定されているため、靭帯がゆるむことで皮膚は土台(筋膜)ごとたるんでいることになります。

たるみの要素の説明図

このように、たるみにはいろんな要素が絡んでいることがおわかりいただけるかと思います。

さて、たるみに対する治療としては以下のものがあります。

  • 1)肌を引っ張る方法
  • 2)肌の段差部分を詰め物で伸ばす方法
  • 3)肌を縮める方法
  • 4)肌のハリを回復する方法

1)の引っ張る方法はフェイスリフトが有名です。この方法、皮膚をななめ上に引っ張っておいて、つまめるだけの皮膚を切り取って縫って終わり、ではありません。それだとすぐに元に戻ってしまいます。

戻りにくくするには、引っ張りたい皮膚全体を顔から剥がして(浮かせて)から引っ張る必要があります。これは筋膜という土台からたるんでいるため、土台と皮膚との関係を一旦絶って、両者の新たな位置関係を作る必要があるからです。

フェイスリフトが劇的な変化をもたらすのは、こういうアグレッシブなことをやっているからです。

ちなみに、切り取る皮膚はそっと引っ張ってみて移動した分だけにとどめます。そうしないと傷跡が目立ったり、変にひきつった顔になってしまいます。

さらに効果の「持ち」を良くするために、その筋膜を一部切り取って縫い縮め、土台そのもののたるみを軽減したり、皮膚を剥がすときに例のゆるんだ靭帯を切断して、皮膚側の断端を元の位置よりももっと上の位置で下の筋膜に縫い付けたりと、かなり手の込んだことをやったりもします。美容外科医の腕の見せ所です。

つまり、腕が結果を大きく左右します。手術とはそういうものです。

他にも特殊な糸を皮膚の裏に引っ掛けて、たるんだ皮膚を引っ張る方法があります。糸の種類によって詳細は異なりますが、最も原始的(基本的)な方法は次のようなものです。

皮膚は切らずに長ーい注射針をほうれい線からこめかみ部分までの皮下を通し、その注射針内に細かいギザギザのついた糸を通します。糸は皮下に残したまま注射針だけを抜き、糸のギザギザを皮膚の裏に引っ掛けながら、ほうれい線部分とこめかみ部分を近づけるような形で固定します。

これはやるほうも受けるほうも比較的簡単で楽なのですが「持ち」はあまり良くありません。

2)の代表的な方法はヒアルロン酸の注入です。ドロッとした液状物を段差の目立つ部位の皮下もしくは皮内に注入するわけですが、とどのつまりはモノを押し込んで、皮膚を内側から風船のように膨らませて段差を減らす方法です。。

注入されたヒアルロン酸は異物として徐々に分解されますが、中には分解できない物質を混ぜたものがあり、それが後々トラブルの元になることもあります。

結構長くなってしまいましたので、残りは次回にしますね! (^^;)

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